入浴介助

高齢者の入浴には注意が必要です。

高齢者は脱衣室と浴室の温度差によって心疾患や脳血管障害などを起こしやすく、また転倒によって骨折するケースもあります。

なるべく自分で入浴できるように、浴室に手すりをつける、床や浴室内にすべり止めを敷く、危険な段差を解消するためスノコを利用する、すべり止めのついた入浴用イスを用意するなど、あらかじめ危険回避ができるようにしておきましょう。

自分で入浴できるのであれば、入浴の様子をときどき見てあげて、出来ないことがあれば介助します。

もし、一人で入浴できない状態で、脱衣から入浴介助が必要な場合、介護する人が一人で裸の身体を支えることはムリなので、人手があれば協力して行いましょう。高齢者であっても、できれば同性の人が介助してあげる配慮が大切です。

また、しっかりと立っていられない状態で裸だとつかむところがないと、濡れて滑るのでうまく支えることができませんので、入浴介助用のベルトなどを上手く利用しましょう。

その他にも入力補助用具、入浴介助機器などがありますので、ケアマネージャーや福祉用具販売店に相談してみてください。

もし、自宅に浴室がなかったり、人手がなく毎回家族で入浴させることが困難な場合は、介護士と看護師が家庭を訪問し、組み立て式の浴槽を持ち込んで入浴介護を行ってくれる訪問入浴サービスや、施設に通所してデイサービスを利用することができます。

デイサービスは、日帰りで支援を行ってくれますので、本人にとっても介護者にとっても気分転換になります。

入浴介助の方法

①体調チェック(体温・血圧・表情)
②トイレは事前に済ませる
③脱衣室、浴室を温めておく
④服を脱ぐのを見守る、もしくは必要ならば手伝う
⑤手すりにつかまるか、イスに腰掛けてもらい、足元から湯をかけて陰部を洗う
※出来る部分は自分で行ってもらう
⑥浴槽に入り、洗い場に出たら身体を洗う
⑦湯をかけて、石鹸を洗い流す
⑧洗い終えたら、再び浴槽に入って身体を温める
⑨浴槽を出たら、身体をタオルで軽く拭いて、脱衣室へ移動
⑩乾いたタオルで全身を拭く
⑪服を着る
⑫入浴後は水分を補給し、休憩をとる

入浴補助用具

シャワーベンチ
背もたれのあるもの、ないものがある

 シャワーキャリー
部屋から浴室まで利用できる

 入浴用キャリーベルト
身体を支えるときに利用

 浴室用手すり
浴室への出入りをサポートする

 バスボード
またぎ高さが高い浴室への出入りをサポート

 

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