口腔ケア ~口の中の手入れで肺炎予防~

介護をするにあたり、感染予防策として、洗面や歯磨きなど口の中の手入れをする口腔ケアはとても重要です。規則正しい朝夕の洗面と歯磨きは、生活のリズムになりますし、感染症も予防します。

高齢者の死亡原因第1位の誤嚥性肺炎は、お茶や食べ物、唾液などが誤って気管に入ってしまうことで起きる病気です。

口の中の汚れが微生物を大きく関わり合っていることがわかってきましたので、口腔ケアを徹底的にすることで、かなり予防できると科学的にわかっています。

私たちの口の中は、唾液の分泌によって自浄作用が働いていますが、老化とともに唾液が減り、自浄作用も低下していき、細菌感染しやすくなり、肺炎などを起こしやすくなるのです。

ぜひ、デイサービスや施設などで、歯科衛生士による口腔ケアの指導を受けてみましょう。

洗面と歯磨きは、移動できるのならば洗面所で行いましょう。

もし移動できない場合はベッドで行いますが、どちらの場合においても、補助用品を活用して、本人が自分で行うようにします。

もし、歯磨きを嫌がるようでしたら、口腔ケア用のスポンジが市販されているので、利用してみましょう。

コップにぬるま湯と歯周病予防のうがい薬などを入れて、スポンジを浸して水を切り、歯だけではなく口の中、舌をそっとぬぐいます。スポンジが汚れるたびに水ですすぎながら口の中全体をケアします。

さまざまな口腔ケア用品が市販されていますので、本人の状態に合わせて活用してみてください。

口の中チェック

①食べかすが残っていないか
②歯垢がついていないか
③歯肉が腫れていないか
④舌は汚れていないか
⑤入れ歯に汚れが付着していないか

義歯の手入れ

①流水を掛けながら歯ブラシで洗う
②就寝前に外した義歯は、乾燥による変形を防ぐため、夜は水につけて保管
③週に一度、洗浄液に一晩漬けて、流水でよく洗う

 

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