床ずれに注意

ラクな姿勢を保てる工夫を

寝たきりになり、寝たままの状態で長時間過ごすことになった場合に、床ずれに注意をしなければなりません。床ずれは、非常に治りにくい皮膚の潰瘍で、発熱を引き起こします。
床ずれの原因は、いつも下になっている部分の皮膚が圧迫され血行が悪くなったり、皮膚が不潔になる、湿る、摩擦が起きる、全身の栄養状態が悪くなるなどです。特に、体圧のかかりやすい部分、骨の突き出た部分は要注意です。
一般的に楽な姿勢は、あお向け、横向き、上体を起こすなどがありますが、本人に負担がかかりにくい姿勢をとりましょう。
また、体位を分散されて床ずれを防ぐマットレスをはじめ、さまざまな形状のクッションやパッドなどの予防用具が市販されていますので、うまく利用してください。

床ずれを予防するポイント

・できるだけ座る姿勢をとるようにする、もしくは、あお向け、右向き、左向きなど2時間おき程度に姿勢をかえ、同じ部位の圧迫を避けること。

・入浴や清拭で皮膚を清潔に保ち、刺激を避ける

・こまめにオムツ交換をして、ムレを少なくする

・寝巻きやシーツなどのノリ付けはしない

・寝巻き、シーツ、布団は日光によく干す

・寝床のゴミや食べカスなどは、こまめに掃除をする

 

体位交換の仕方

床ずれ防止のためには姿勢をかえることは大切ですが、寝ている人の姿勢をかえるのはとても大変です。

ベッドに横になっている人の施設をかえることを、体位交換といいます。コツを覚えれば介護される人も安心して身を任せることができますし、介護者の腰痛や疲労も軽減できます。

体位交換の基本的動作は、腕の力ではなく、腰を使って動かすということです。そして、その力の分散を防ぐために、なるべく身体を密着させます。そして、何か動作を行う前には、声を掛けることで、安全に楽に動かすことができます。

できるだけ上体を起こしていることで、床ずれ予防になります。本人も、寝たままでは天井しか見えませんが、座ることで視野が広がり、前向きな気持ちになります。

上体の起こし方

①本人のひざを軽くたててもらう
②首の後ろから向こう側の脇の下へと腕を入れ、上腕で頭を支えます。もう片方の腕は背中の下に入れます。
③上体を静かに起こし、頭を支えたまま背もたれを置き、ひざの下にクッションを置くと安定します。

寝返りのやり方

①寝返りをさせるときは、向かせる側から動作をする
②両ひざを立てて、本人の腕をひねらないように、腕を前で組ませて顔を手前に向かせます。
③肩と立てたひざから手をかけて、腰から回転するように手前に引いて膝を倒す
④肩を引き上げるようにして、身体全体を横向きにする

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