歩行器と杖

下肢に障害がある場合や、長期療養による下半身の筋力低下などがあると、自力で歩行ができずに転びやすくなります。介護生活において、転倒による骨折やねんざは気を付けないと、寝たきりの原因となります。

足元がふらついても、両腕が使える場合は歩行器を使うと、身体を支えることができて、安全に歩行できます。介護保険適用でレンタルできるものもありますので、理学療養士など専門家に相談して選びましょう。

また、高齢になり歩くバランス感覚が低下したりした場合には、杖を使って歩く練習をしましょう。杖を正しく使って身体を支えると、歩行も安定します。杖にはさまざまな種類がありますので、専門家のアドバイスを受けましょう。杖もその種類によって、介護保険が適用されるものがあります。

杖の先が三脚、四脚に分かれている多脚型杖、握りと腕輪の二ヵ所で体重を支えるロフストランドクラッチは、福祉用具として介護保険適用ですので、レンタルもできます。

また、介護保険対象者で身体障害者手帳を持っている人も、介護保険を利用して杖をレンタルすることができます。ただし、特別に製作する場合などは、身体障害者手帳の適用となり、補装具として給付を受ける場合があります。

歩行器の種類

四輪歩行タイプ
カゴ付き、座面付きなどがある。上部のマットにひじを乗せて、上体を支えながら歩

六輪歩行タイプ
小回りが利くので、室内の狭い廊下でも使用できる

ウォーカータイプ
固定式と交互式がある。両手が使える人の歩行訓練に

杖の種類

 腕に力のある人
T字型杖、オフセット形状、ステッキ
握力や腕の力が弱い人
ロフストランドクラッチ
 歩行がかなり不安定な人
多脚型杖(三脚杖、四脚杖)

杖の長さ

①必ず靴を履いた状態で、杖を一歩前につき軽くひじが曲がる(150度)程度の長さ
②握りが太ももの上の端に出ている骨の辺りになる長さ

歩き方

①障害のない側の手で杖を持ち、杖を前に出す
②障害のある側の足を出す
③障害のない側の足を出す
④慣れてきたら、①と②を同時に行う

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